阪神・岡田監督「なあ、きょうが一番よかったな」と上機嫌 全員が好調の打線に「そういう時は怖い」とも「打つなとは言われへんし」
「阪神9-2巨人」(1日、甲子園球場)
甲子園球場100周年の記念日に宿敵を圧倒した阪神・岡田監督は「いやいや、みんなわかってるんでね。もう初回からね、ほんとね、タイムリーもいいタイムリーも出たし。3試合すべてですけどね、特にきょうはいい攻撃やったと思いますね」とナインを褒めた。
ポイントには「やっぱり先制でしょうね。初回ね、点取れて」と巨人先発・戸郷の立ち上がりをついた攻撃を挙げ、「ちょっと、ツーアウトからね、点取れるっていうかね。それは大きいですね。五回ですか」と2死走者なしから佐藤輝の右前打を起点に3点を奪った攻撃も加えた。八回には佐藤輝にソロ本塁打も飛び出し「ねぇ、いい締めじゃないですか」と上機嫌。投打がかみ合った試合となり「なあ、今日が一番良かったな」と今季のベストゲームに挙げた。
ただし、打線の好調がこのまま続くかについては「いやあ、そら分からん、それは、おーん」とも。「今みんながけっこう調子いいからなあ。そういう時はけっこう怖いけどな、みんなが下がってきた時はな。2、3人ちょっと打てんのもおっていいやけどね、今みんないい感じで打ってるからな。これはもう、そんなん『打つな』とは言われへんし。これはもう継続していくしかないよな、みんながな」と話した。