阪神・森下 藤村&掛布越え!10戦連続打点で球団単独2位に NPB記録バースまで3試合

 「DeNA0-4阪神」(4日、横浜スタジアム)

 本当に神がかっている。阪神・森下がまたチャンスで打った。2夜連続、初回から横浜の虎党を大いに盛り上げた。

 「先攻で先制点を取るのが一番いい形だと思うので、いい形でいけたかなと思います」

 前日同様、近本、中野が作った1死二塁の好機で第1打席を迎えた。「初対戦だったので、軌道は読めなかったんですけど、対戦した人とかに聞いてイメージはしてました」。ケイの投じた2球目、内角高めの155キロ直球を振り切った。

 詰まりながらも打球を左翼線際へ運んで適時二塁打に。前夜は初回に2ランを放っており、2戦連続の先制点となった。そして10試合連続打点をマーク。ついに藤村富美男、掛布雅之の“Wミスタータイガース”を超え、球団単独2位に。1位のバースまであと3試合に迫った。

 打点には去年からこだわりを持っており、「打点を取ってチームが勝ってることは、すごく満足してるじゃないですけど、いい結果が出てるかな」と笑顔を見せた。

 後半戦9試合全てにフル出場し、34打数17安打、3本塁打、13打点で打率・500。昨季も8月に月別最高の打率・268をマークするなど、夏場にめっぽう強かった。

 暑くなり、最近はそばを食べることも多いが、「エネルギーはご飯じゃないと取りづらいので」となるべく白米を摂取することを心がけている。「食欲は全然ある。食べ過ぎて動けないのは良くないので、ちょっと抑えて」と夏バテ知らず。「94、95キロくらいになると動きづらくなる。走れるような瞬発力をキープしたい」。ベストの92キロで維持できるよう、食事量を調節し、いいパフォーマンスにつなげている。

 昨季は苦しんだ横浜での3連戦で、10打数4安打、1本塁打、4打点。もう苦手意識はない。「前半だめでも後半で得意な球場に自分からしてみたり、自分でアクションを起こさないと何も起きないと思うので。球場が変わっても変わらずやりたい」。6日からの神宮でも、無双の活躍を見せる。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス