「ヤクルト４（降雨コールド）０阪神」（７日、神宮球場）

　阪神は五回途中、雷雲接近に伴う降雨コールド負けとなった。

　先発の及川は初回、２死からサンタナを四球で歩かせると、前夜サヨナラ打を浴びた４番・村上に右中間への２１号２ランを被弾。続く二回には、佐藤輝の連続失策から失点。１死一塁、松本直の三ゴロにバウンドを合わせ損なって後逸。さらに一、二塁からサイスニードの犠打を一塁へ悪送球、そこから致命的な追加点を許した。

　岡田監督は、及川が初回２死から与えた四球に「だからフォアボールはあかんて！何で逃げるんやろうなあ」とおかんむり。佐藤輝の連続失策には、「そんなもん、もう痛いのわかるやんか。言うまでもないやんか」と切り捨てた。

　降雨コールドでの敗戦には「もう７時になあ、ゲリラ（豪雨）なんか…予報で分かってるんやから」と、序盤での相次ぐミスにカミナリを落としていた。