阪神・佐藤輝が手痛い2連続失策 佐藤義則氏「打ち取った当たり。投手にすれば確実にアウトにしてもらいたい」

 2回、松本直の打球をエラーする佐藤輝(撮影・西岡正)
 2回、サイスニードのゴロで一塁へ悪送球する佐藤輝(撮影・西岡正)
 2回、2度のエラーで及川に声を掛ける佐藤輝(右)=撮影・西岡正
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 「ヤクルト4(降雨コールド)0阪神」(7日、神宮球場)

 阪神・佐藤輝明内野手(25)が二回に2失策を犯して先発・及川の足を引っ張った。1死一塁から松本直の三塁前への打球に突っ込んだが、バウンドに合わせられず後逸。続くサイスニードの三塁前への送りバントも一塁へ悪送球して満塁とピンチを広げてしまった。及川は踏ん張れず、そこから2失点を喫した。

 デイリースポーツ評論家の佐藤義則氏は「1つめの失策は、体の横で捕球しようとしてボールと体が離れすぎてしまったように見えた。もう少し体の正面で捕りにいくべきだろう。アウトにできれば華麗に見えるプレーかもしれないが、投手にすれば打ち取った当たりだけに確実にアウトにしてもらいたい打球。プロレベルでいえば決して難しい打球ではない。イージーな打球」と指摘。

 また、一塁への悪送球については「送りバントして一生懸命、一塁に走るサイスニードの姿が目に入って焦ってしまったのかもしれない。ただ、絶対にミスは許されない状況で、結果的にこの2失策が敗因となった」と話した。好調な打棒で打線を引っ張る佐藤輝だが、守備ではリーグ最多となる16失策となった。

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