阪神が首位・広島との3連戦初戦を落とす ゲーム差は「3」に開く 村上は広島戦4連敗 天敵・秋山に痛打浴びる

 「阪神3-6広島」(9日、京セラドーム大阪)

 3位・阪神は首位・広島に敗れて3ゲーム差に広げられた。

 投手陣が誤算だった。先発の村上は5回6安打4失点で8敗目。二回2死一、二塁から佐藤輝が正面への平凡なゴロを捕球後、一塁へ悪送球して先制点を奪われた。

 三回は無死からの連打と犠打で1死二、三塁とされると、末包の遊ゴロの間と、坂倉の投手への適時内野安打で2点を追加された。四回は先頭の矢野に四球を与え、2死二塁から秋山に左前適時打を許した。

 六回からはこの日1軍に昇格した伊藤将が、2021年10月13日の巨人戦以来、プロ2度目のリリーフ登板。六回は3安打を浴びながらも無失点でしのいだが、2イニング目となった七回に小園に左前適時打を許し、2回6安打1失点だった。八回には3番手の漆原が追加点を奪われた。

 打線は今季初先発となった広島の左腕・森に苦戦。四回2死で大山が二塁内野安打を放つまで無安打に抑えられた。

 五回は先頭の坂本の右前打と三塁・小園の失策で2死一、二塁として中野が左中間へ適時二塁打を放った。なお2死二、三塁としたが、森下が左飛に倒れ、森に5回3安打1失点の好投を許した。八回に森下の適時二塁打などで2点を返したが、序盤の失点が重すぎた。

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