阪神・岡田監督 3年ぶり白星の高橋に助言「勝ち負けなんか関係ないから」 抹消予定も「ちょうどええカードあるやんか」23日広島戦先発を示唆
「阪神4-0広島」(11日、京セラドーム大阪)
阪神が首位の広島に快勝、自力優勝の可能性消滅を阻止した。1009日ぶりの1軍公式戦登板となった先発・高橋が5回を4安打、7三振、無失点と好投で、1025日ぶりの白星をつかんだ。岡田監督の一問一答は以下の通り。
◇ ◇
-初めて高橋の投球を見たと思うが。
「おーん。ブルペンでな、見とったんや、隠れて(笑)。俺が行ったら余計緊張したらあかんから。分からんように見とったんやけど、まあ、だいたいね、梅野が構えてたとこにいっとったし、ブルペンから。何とか投げてくれるんちゃうかなと思ってたけどね、おーん」
-持っているものを出してくれという言葉は試合前に。
「おーん、そうそうそう。そんなの勝ち負けなんか関係ないから言うて、そら負けてるから今日は絶対勝たなあかんとか、そんなん全然関係ないから。それを言うた、呼んで、梅野と」
-4回も味方の失策から満塁のピンチも三振で切り抜けた。
「まあ、そうやなあ、おーん、代打来ると思わんかったけどな、別に誰が来ても、あの回でちょっと球数も増えたから、これは5回までやなと思ってたからな。まあなんとかね、やっぱり三振とれるからね、ああいう場面でもね、そこが大きいよな、やっぱり」
-1度抹消すると言っていたが、今後に向けて大きな存在に。
「まあねえ、ちょっと回復どれぐらいか。ファームで投げるのと1軍のこのお客さんの中で投げるのと。そら緊張感というかな、張りとかも多分全然違うと思うから。まあ、1回もう10日抹消するよ。なあ、10日抹消したら、ちょうどええカードあるやんか(23日の広島戦での先発を示唆)」
-左の先発が出てきたことは大きい。
「そら大きい、大きい、おーん」
-無失点はイメージ以上。
「いやいや、それは思ってたよ、おーん。でも、とにかく今日初めてでなあ、久しぶりや、ほんと初めてと言ってもええぐらいよ。そら3年いうたらすごいからなあ。なあ」