阪神2軍 坂本誠志郎は「明日からベンチに入って」「しっかりマスクをかぶりながら」和田2軍監督明かす
「ウエスタン、阪神3-2オリックス」(13日、鳴尾浜球場)
阪神2軍はオリックスにサヨナラ勝ちした。
同点の九回。先頭の福島が右前打で出塁すると、続く小野寺が犠打を決めて1死二塁と好機を拡大した。その後、申告敬遠と四球で満塁に。一打サヨナラのチャンスで打席を迎えた片山が左翼へ犠飛を放ち、勝利した。
先発の秋山は安定感抜群の投球で試合を進めた。5回を投げて3安打無失点。打たせて取る投球でわずか58球だった。
和田2軍監督の一問一答は以下の通り
-先発の秋山は5回を投げて球数も少なかった。
「向こうがファーストストライクを狙って、どんどん振ってきたんで、そこら辺のところで芯をうまく外してタイミングを外しながらうまく。やっぱり、そこの投球術は大したもんだね」
-岩貞が2軍降格後初登板で1回を無失点。
「1軍での反省点、課題、今の課題でね。元々、そういうピッチャーじゃないけど。今、そういう状態にあるので、そこを自分の課題と向き合う姿がマウンドではあったし。そこで勝負にも行かないといけないんだけど。まずは指先の感覚。ちょっと今、ストレートに課題があるので、そこのところ中心に今日はいけていたので、これを続けて。本来のものに近づけるっていうのも、それも上も苦しい時でそんなに時間があるわけじゃないので、元の姿を取り戻す、そこにとにかく集中してやってほしいね」
-最終回は各自がやるべきことをやってのサヨナラ勝ちだった。
「そういう意味では(小野寺が)バントをしっかりファーストストライクで成功して攻撃のリズムが作れたというところが非常に大きい。バントも前半戦はなかなか送れなかったりというのが多かったんでね。その分、練習量も増えたし。そこで結果が出てくると、自信もついてくるだろうし。きょうは成功したけど、常に成功しているわけではないんで。よりその確率を高めないといけない。特にこっちにいる選手は絶対にああいう場面でバントというケースがあるんで。今日、小野寺がやったけど。あれを上で決めてくれると。じゃないとバントのためにもう1人使わないといけなくなるんでね。バントもできるというのは武器になるからね。ああやって1軍に近い選手が決めてくれると、こっちにいる選手もね。大事だなと再確認できるんで。攻撃のほうはいい攻撃ができた」
-坂本が2軍本隊に合流した。
「明日からベンチに入って。スタメンというところはこっちにも何人かキャッチャーがいるんでね。ある程度1軍クラスの投手とコンビを組めるように。コンビを組みながら、調整だけではなくて、しっかりマスクをかぶりながらやっていきます」