阪神 プロ初4番抜擢の森下がいきなり先制2ラン ファーストスイングで左中間席にたたき込む 第110代4番がキャリアハイの一撃

 「巨人-阪神」(13日、東京ドーム)

 プロ入り初めて4番に座った阪神の森下翔太外野手が、初回の第1打席で先制となる11号2ランを放った。

 プロ2年目で阪神の大110代4番に座った森下。2死二塁の好機で打席に入ると、カウント1ストライクからの2球目。グリフィンが投じた甘い変化球を完璧に捉え、左中間スタンドにたたき込んだ。

 4番に座ってファーストスイングでたたき込んだ一撃に、敵地の阪神ファンが一気に沸き返った。悠然とダイヤモンドを一周した背番号1。前夜完封負け&自力V消滅のショックを吹き飛ばすアーチだ。森下自身にとっても新人時代の昨季の10本を超えるキャリアハイの11号となった。

 森下は「甘い球を逃さない準備をして出せKに入りました。今日は初回に打席が回ってきたらランナーがいる状況だとわかっていたので、先制打を打ってチームに貢献することができてうれしいです」とコメントした。

 この日は佐藤輝明をスタメンから外した岡田監督。8月に入って失策が頻発し、前夜は初回の適時失策が敗戦に直結した。この日は10勝がかかった才木が先発。負けられない一戦でメスを入れた中、森下がしっかりと期待に応えた。

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