阪神 巨人・平内に左翼席から強烈ブーイング 梅野の安打には大歓声 甲子園で森下の顔面付近へ投球に岡田監督も怒り
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「巨人-阪神」(13日、東京ドーム)
八回から巨人の平内がマウンドに上がったが、球場にコールされた瞬間、左翼席を埋めた阪神から地響きのようなブーイングが起きた。
1球ごとに怒号が響くなど、東京ドームは異様な雰囲気に包まれた。さらに1死から梅野が右前打を放つと大歓声がわき起こった。
平内は7月31日、甲子園でのゲームで4点リードの七回、2死二、三塁で森下に投じたカウント0-1からの2球目が顔面付近を襲った。のけぞるように倒れ、間一髪でかわしたが、温厚な森下が思わずにらみつけるほど危険な1球だった。続く3球目も森下の内角高めを突いたため、阪神ファンから怒号が降り注いだ。
岡田監督も「情けないのう、巨人もな。情けないと思ったわ、俺は。伝統の一戦にならんよ、はっきり言うて」と怒りをにじませていた。
平内から2死三塁と攻め立てるも、代打・佐藤輝が二ゴロに倒れて無得点に終わった。