阪神・木浪 満塁男!さすがの勝負強さ 今季満塁機で10の5 強い気持ちで放った適時二塁打

 「巨人5-8阪神」(13日、東京ドーム)

 コンパクトなスイングで振り抜くと、打球は右翼線を破った。阪神・木浪聖也内野手は二塁に到達し、三塁ベンチに向かって両手を突き上げる。これが満塁男の真骨頂。「自分が決めるんだという強い気持ちを持ってスイングした結果がいい結果になってくれて良かった」。走者一掃の適時二塁打で主導権を握った。

 1点リードの四回2死満塁。目の前で梅野が空振り三振に倒れていた。「梅野さんも何とかしようとしての三振だった。自分がカバーしてやろうという気持ちで思い切っていきました」。グリフィンのカットボールを捉えて、7試合ぶりのタイムリー。試合展開を左右する一打となった。

 今季も満塁では10打数5安打で打率・500、9打点。昨季も18打数8安打で打率・444、19打点とめっぽう強い。「それはいいことだと思うんで、継続していきたいですね」。打率は・202と苦しんでいるが、勝負どころでの恐怖の8番打者は健在だ。

 12日はチームで3安打しか打てず、完封負け。自力優勝の可能性も消滅し、この日は大事な一戦だった。「今日は何が何でも勝つっていう気持ちもあった」。強い気持ちと高い集中力で一球にぶつかった。「勝てたのが良かったですし、明日がすごい大事。しっかり準備していきたいです」。自力優勝の可能性も復活した。逆転優勝へ、下位打線からも相手に恐怖を与える。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス