阪神・岡田監督「コーチに聞いてくれ」痛恨のグランドスラム被弾が勝負を分ける ３カード連続の負け越しで再び自力Ｖ消滅
「巨人４－０阪神」（１４日、東京ドーム）
阪神の岡田彰布監督は試合終了と同時にベンチを出て「コーチに聞いてくれ」と言い残し引き揚げた。
あまりにも悔しさが募る展開だった。四回２死から悪夢のようなシーンに表情をゆがめた。大城卓を四球で歩かせ、モンテスには左中間二塁打を浴びた。さらに門脇を四球で歩かせ、満塁となったところで浅野に浮いた変化球を完璧にとらえられた。
まだカウント不利な状況ではなかっただけに、悔やまれる１球。岡田監督は五回裏の守備からバッテリーごと入れ替えた。打順の絡みもあったと考えられるが、正捕手格の梅野を試合中盤でベンチへ下げるのは異例の決断とも言える。
チームは３カード連続の負け越し。なかなか勢いに乗っていけない展開が続き、貯金は「５」となった。広島がＤｅＮＡにサヨナラ勝ちしたため、再び自力優勝の可能性が消滅してしまった。
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