阪神・及川 今季チーム初の満塁被弾 2死から2四球、反省生かせず4回KO「技術不足」
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「巨人4-0阪神」(14日、東京ドーム)
阪神・及川雅貴投手が今季チーム初の満塁被弾で、4回4失点KOで3敗目を喫した。2死から与えた四球が悲劇の引き金となった。「結果的に同じようなことをまたしちゃったんで、技術不足としか言いようがないです」。7日・ヤクルト戦でも初回2死から四球を与えて先制2ランを浴びた。1週間前の反省を生かせずに落胆した。
三回を三者凡退で終わらせた四回だ。3番からの打順にテンポ良く2死を奪ったが、大城卓への四球から満塁のピンチを招いた。今季無安打だった浅野との勝負。スライダーを捉えられ、左翼席への着弾をぼうぜんと見届けるしかなかった。
ノーヒットノーランを食らった5月24日以来となる戸郷とのマッチアップでリベンジに失敗し、自身今季初の連敗。「技術面だけでなく、メンタル面も多少関わってくると思う。メンタル面は変えられる部分があると思う」。心技体を整えて、名誉挽回のチャンスを待つ。