阪神 村上抹消でローテ再編 22日・ヤクルト戦に青柳 24日・広島戦は高橋遥人の先発濃厚
阪神・村上頌樹投手(26)が18日、出場選手登録を抹消され、2軍で再調整することになった。降格は今季初めて。代わって新人の石黒佑弥投手(23)が2度目の昇格となった。
村上は17日の中日戦(バンテリン)で4回2/3を8安打3失点。制球が定まらずに5四球を与え、「無駄な四球だった。粘りきれず、チームの皆さんに申し訳ない」と反省を口にしていた。この日は試合前練習に姿はなかった。
ローテ再編により、2軍で調整していた青柳が22日のヤクルト戦(京セラ)に、前回登板で1025日ぶりの勝利を挙げた高橋が、24日の広島戦(マツダ)に先発することが濃厚となった。村上は通常の登板を飛ばして間隔を空ける。
昨季は22試合に登板し10勝6敗、防御率1・75と好成績を残してチームの日本一に貢献。先発ローテに定着し、シーズンMVPと新人賞に輝いた。しかし、今季は19試合に登板し5勝8敗と黒星先行。防御率は2・36と悪くない数字だが、勝利数が伸び悩んでいる。