阪神快勝 連敗3でストップ 才木が7回無失点で初の2桁10勝

 4回、才木は無失点に抑え笑顔でベンチに戻る(撮影・山口登)
 8回、佐藤輝の適時打で生還した中野(51)を迎える岡田監督(右端)=撮影・立川洋一郎
 8回、追加点に沸く大山(右端)ら阪神ナイン(撮影・飯室逸平)
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 「阪神8-3ヤクルト」(20日、京セラドーム大阪)

 阪神は投打がかみ合い快勝。連敗を3で止めた。打線は初回、先頭の近本が吉村から左前打で出塁。中野が犠打で1死二塁とすると、森下、佐藤輝は連続四球で1死満塁となった。

 大山は見逃し三振に倒れるも、続く前川が押し出し四球を選び、先制に成功。なおも2死満塁で木浪が2点適時打を放ち、初回から3点を挙げた。

 さらに七回には近本の安打から好機をつくると、中野の犠打、森下の内野安打などで2死一、二塁に。大山が適時打を放ち、貴重な追加点をもたらした。八回には中野、佐藤輝、大山の適時打で4点を入れ、試合を決めた。

 先発の才木は、初回を三者凡退で順調な立ち上がり。二回1死ではオスナに安打を許すも、後続をたった。四回は2死一、二塁のピンチを迎えたが、宮本を空振り三振に。七回は2死から連続四球を与えるも、最後は岩田を1球で左飛に打ち取り無失点に。

 7回3安打無失点。118球の熱投で初回にもらった3点の援護を守り切り、キャリア初の10勝目を挙げた。

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