阪神快勝 連敗3でストップ 才木が7回無失点で初の2桁10勝
「阪神8-3ヤクルト」(20日、京セラドーム大阪)
阪神は投打がかみ合い快勝。連敗を3で止めた。打線は初回、先頭の近本が吉村から左前打で出塁。中野が犠打で1死二塁とすると、森下、佐藤輝は連続四球で1死満塁となった。
大山は見逃し三振に倒れるも、続く前川が押し出し四球を選び、先制に成功。なおも2死満塁で木浪が2点適時打を放ち、初回から3点を挙げた。
さらに七回には近本の安打から好機をつくると、中野の犠打、森下の内野安打などで2死一、二塁に。大山が適時打を放ち、貴重な追加点をもたらした。八回には中野、佐藤輝、大山の適時打で4点を入れ、試合を決めた。
先発の才木は、初回を三者凡退で順調な立ち上がり。二回1死ではオスナに安打を許すも、後続をたった。四回は2死一、二塁のピンチを迎えたが、宮本を空振り三振に。七回は2死から連続四球を与えるも、最後は岩田を1球で左飛に打ち取り無失点に。
7回3安打無失点。118球の熱投で初回にもらった3点の援護を守り切り、キャリア初の10勝目を挙げた。