快勝の阪神・岡田監督 10勝目の才木を称賛「粘り強く投げていたんじゃないですか」一問一答
「阪神8-3ヤクルト」(20日、京セラドーム大阪)
阪神が快勝し、連敗を3で止めた。先発の才木は7回3安打無失点、118球の熱投でキャリア初の10勝目を挙げた。岡田監督の一問一答は以下。
-才木が粘りの投球
「そうですね。フォアボール2つなかったらね、もう一回いかそうと思っていたんですけどね。まあでも、きょうは先に点を、前回もそうだったけど、前回のね、反省も踏まえて、なんとかきょうは。そんなに調子はよくなかったかも分からないけど粘り強く投げていたんじゃないですかね」
-自身初の二桁勝利
「いやいや、だから6連戦の頭にね。それは雨があって、ちょっとローテーション再編になったんですけど、とにかくいいピッチャーが6連戦の頭で、才木にしたら7回が最低ラインかもしれないけど、そこまで投げきってくれたのが大きいですね」
-打つ方では初回見極めての先制点。近本は6試合連続で初回安打。
「先制点っていうか、大事なんで。1点のあとの木浪の2点が大きかったですね」
-クリーンアップにも打点。
「あのまま3点だと、また終盤危ないっていう感じなのでとにかく1点、1点って言っていたんだけど、そういう意味で、ちょっと遅かったですけどね、もう少し早く1点取れれば才木ももっと楽に投げられたかもわからないけど、とにかく追加点を取れたのが良かったと思いますね」
-4点リードで8回に久々に岩崎が投げた。
「前回ああいう形で終わっているんでね、点差関係なしにね。点差は関係ないからって岩崎には言ったんだけど、とにかく1回すっきりとね、そういうちょうどいいね、展開的にもね、ちょうど良かったのでね。今日はいかしたんですけどね」
-三者凡退に抑えた。ベンチからの印象は
「いやいや三者凡退というか、とにかくゼロに抑えるのがね、あのクラスは仕事なんでね。次はね、またゼロでいってくれると思いますけどね」
-5カードぶりにカード初戦を取った。
「いやいや、もうね、ちょっと遠征というかビジターでね、いい結果残せなかったので、こっち帰ってきたんでね、とにかく初戦取れたの大きいんでね、明日明後日なんとかいい形でね、この3連戦終わりたいですね」
(ペン囲み)
-才木は空振りも取れていた。
「そうやなあ、ちょっとやっぱり力んで球数が増えるからなあ、おーん。だから完封とかしてる春先というか、5月、6月に比べると球数がちょっと多なってるよな。力んで高めにいくのがあるから。六回、七回くらいはめっちゃええ感じでいったからなあ。だから六回、七回の2アウトまではな、ええ感じで行ったんやけどな。だから三振取りに行こうとか、三振の数じゃなしにな、それも意識しとるかも分からんけど、やっぱり1つアウト取ることやからな、三振」
-10勝目も自信になる
「いや、そらなるよ、そらなるよそら」
-2試合連続で苦戦していたところで、しっかり抑えた
「いやいや、5回で追いつかれたんがあったからなあ、前回なあ。それは何点差や、あれは4点差か。そういう意味で今日はな、同じような感覚やったからなあ」
-岩崎は左2人が並ぶ打順ということもあり8回に
「もう最初からそのつもりやった、おーん」
-今後は柔軟な使い方になっていく
「いやいやそらまだ分からへん、使い方は分からへんけど、まあなあ、あれはもう同点で終わっとるけどな、やっぱり勝ってるゲームのな、あそこで同点に追いつかれてるから、そういうのはあんまり長いことな、そういうのは持っててもしゃあないからな、どっかでそら、すっきりとなあ、次の登板に行けるようにな、それは」
-木浪は今年も満塁に強い
「まあなあ、大きいよ、あれ。前川のフォアボールも大きいけどな、大山の三振のあとやったからな」
-見極めがしっかりできていたが、今日何かメッセージを送ったか
「いや送ってない送ってない。見極めっていうか、でも、だから見極め言うんやったら2回からなんで最初から振っていけへんの。言うたんやけど、だから結局それ出ないんよな。ポンポンとみんなツーストライクやろ?最初からいけって言うてんのになあ、出ないぶんお前。結局なあ、いい結果が出てる木浪だけやんか最初初球打ったのは。せやろ?誰一人振らんやろ?そのへんよな、結局は」
-岡留は右はいいが左は
「だからああいう左バッター、右左そんな関係ないやん。ああいうなあ、村上のフォアボールがいかん。ホームラン打たれたらええやないか、1点お前。岡留にも言うたよ、点差関係ないからなって言ったよ、そらお前、ブルペンから。あれが一番あかん。ホームラン打たれた方がこっちはお前、良かったわ、おーん。ホームラン打たれた方がどこがホームラン打たれたか聞けるやんか。なあ。あれが一番いかんの」