阪神 痛恨敗戦で3連勝はならず 九回に桐敷が大誤算

 9回に登板もヤクルト打線につかまった桐敷(撮影・中田匡峻)
 9回、オスナに2点適時打を浴び、ベースカバーに向かう桐敷。中央は勝ち越し適時打を放っち生還する山田(撮影・中田匡峻)
 9回、山田に勝ち越し二塁打を打たれ、打球を見つめる桐敷(撮影・飯室逸平)
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 「阪神2-5ヤクルト」(22日、京セラドーム大阪)

 阪神がヤクルトとの接戦を落とした。

 1-2の八回2死から大山の13号ソロで同点。だが、直後に暗転した。

 九回は4番手・桐敷が登板したが、長岡の中前打から2死二塁のピンチ。ここで代打・山田に中越えの適時二塁打を浴びた。さらに、オスナの2点二塁打で2-5となった。

 約3カ月ぶりの1軍先発となった青柳は6回を投げて7安打2失点と粘投。4月19日・中日戦(甲子園)以来の2勝目はつかめなかったが、先発としての役割を果たした。

 初回は2死満塁でオスナを一飛に打ち取り、1点の援護をもらった直後の三回に宮本に同点犠飛を許した。

 1-1の五回には1死から岩田の左前打の打球を左翼・島田が後逸。2死三塁のピンチを背負い、村上の一塁線のゴロを大山が捕球できずに勝ち越し点を献上した。

 先制は阪神。二回、無死一塁。7月13日の中日戦(バンテリンドーム)以来のスタメン起用となった島田が右翼線へ適時二塁打。一走・大山が先制のホームに生還した。

 下位のヤクルト相手に3連勝を狙った一戦だったが、痛恨の敗戦となった。

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