阪神・岡田監督 石井3失点…ヒヤヒヤ星も「大きいよ」 首位広島に勝ち越し再び4差

 接戦を制し、喜びを表現する岡田監督(撮影・市尻達拡)
 7回、代打・堂林に適時打を打たれて降板する石井(撮影・立川洋一郎)
 8回、代打・田中を二ゴロに打ち取って拳を握るゲラ(撮影・立川洋一郎)
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 「広島5-7阪神」(25日、マツダスタジアム)

 阪神は薄氷を踏みながらも最後は逃げ切った。敵地での首位広島との直接対決を2勝1敗と勝ち越し、再び4差に詰め寄った。

 「そらもう勝ち負けやから。(今日の勝利は)大きいよ」

 岡田彰布監督は少し興奮気味にうなずきながら試合を振り返った。

 三回に森下の逆転3ランが飛び出し、四回と七回にも着実に追加点を積み上げた。5点リードとして、楽勝ムードが漂い始めた七回に雲行きが変わる。2番手の石井が大山の失策と石原の左前打で無死一、二塁とすると、代打・堂林に中前適時打を許して、自身20試合ぶりの失点を喫した。

 岡田監督は無死一、二塁から桐敷をマウンドに送ったが、小園の適時打などで2点を奪われ、2点差まで迫られた。

 八回から登板したゲラも1死一、二塁のピンチを招いたが、指揮官は「明日(試合が)ないしな、ゲラに託した」と続投を選択。右腕は石原を左飛、代打・田中をフルカウントから二ゴロに打ち取った。来日最多となる31球を投じたゲラは「先発投手になったような気分です。明日いっぱい寝て休もうと思います」と屈託なく笑った。

 最後は岩崎が危なげなく試合を締めくくった。3連勝が最善だったが、勝ち越しという最低限のノルマは達成。首位の背中はまだ見えている。残り26試合。逆転優勝へ望みをつないだ。

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