阪神・岡田監督 木浪「見とったら悲壮感があったよ」広島「坂倉はしかし、オールスター選んで生き返ってもうたなあ」一問一答

 阪神・岡田彰布監督(66)が26日、広島市内で取材に応じ、逆転優勝へ「追う方は一つずつ勝っていく積み重ねで、一番勢いに乗る」と一戦必勝を強調した。チームは同日、横浜入りし、27日から長期ロードの最終カードとなるDeNA戦に臨む。岡田監督の一問一答は以下の通り。

  ◇  ◇

 -台風も大丈夫そう。

 「(試合)できそうなんやなあ。(28日に)村上を登録せなあかんからなあ。野手1人落とさなあかん、そこでなあ。村上登録せんでええかなと思っとったからな」

 -前川は横浜に連れて行くのか。

 「今日、病院行っとるやろ。あれ(MRI)撮ってるんちゃうか。その結果次第やろうなあ。良かったら(メンバーに)入ってくるけどなあ。(外野手で)左(打者)がおらんからなあ」

 -湯浅の病名が発表された。

 「そら、俺らも知っとったけど。キャッチボールして脇腹がおかしいとか言うて検査した中での病気やもんなあ。分からへんもんなあ、俺らは。本人も自覚(症状)ないんやろうなあ」

 -復帰は来年になるが、もう一度元気な姿を見せてほしい。

 「そらそうや。もう、しゃあないもんなあ。どのくらいなあ、元に戻るというかなあ」

 -昨日(25日)は木浪もしっかりバントを決めた。

 「そら、もっと大事な時にバントせなあかんようになるで、そんなもん(笑)。見とったら悲壮感があったよ」

 -作戦もあったが、切り替えさせる意味でもバントさせた?

 「たまたまそういう場面になったからなあ。全然関係ないところではそんなんさせへんけど。ちょっとでもな、楽なところでな、成功することによって、自分も吹っ切れよるし」

 -春先から今季は混戦と言っていた。現在の立ち位置はイメージしていた範囲内か。

 「どっちか言うたら、今年は巨人かなという感じ持ってたからなあ。広島が思ったよりピッチャー良かったよなあ。『良かった』ってまだ終わってないけど(笑)」

 -広島は打つ方も投げる方も左がいい。

 「そうやなあ。坂倉はしかし、オールスター選んで生き返ってもうたなあ、あの満塁ホームランでな。キャッチャーおらんから、打率も悪いけど、普通やったら選べへんのに。あいつ、ほんまに(笑)」

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