阪神・才木 キャリアハイ更新11勝目へ「気合と根性でいきます」 中8日で休養十分!前回対戦完封のDeNA斬り再び

 阪神は26日、甲子園で投手指名練習を行い、27日からのDeNA3連戦(横浜)の3戦目に先発する才木浩人投手(25)が「気合と根性でいきます」と、キャリアハイをさらに更新する11勝目を目指すことを誓った。今季初めての木曜日、そしていつもより2日間空く中8日での登板。万全のコンディションで、右の強打者がそろうDeNA打線を封じる。

 いつもと変わらない明るい表情を浮かべていた。DeNAとの第3戦(29日)に今季初めて中8日で先発する才木は「疲労を取るとか、コンディションを整えるとかをメインでやっていました」と、通常より2日多い登板間隔を有意義な調整に充ててきた。

 これまで日曜日やカード頭の火曜日を主に任されていたため、木曜日の先発は今季初。登板間隔とともに自身のリズムも変わる。「感覚とかずれちゃうかもしれないので」と投球の感覚はキャッチボールやブルペンで合わせ、「試合の中でもやりくりしながら臨機応変に対応できたらいいかな」と登板日までしっかり調整を進めていく。

 前回20日のヤクルト戦(京セラ)では7回無失点の好投で自身初となる2桁勝利をマーク。チームの連敗も止め、今季7度目の連敗ストッパーとなった。10勝目へ2度の足踏みもあったが、コンディション優先で調整したことが結果に結びついた。この流れを継続し「とりあえず楽しんで投げられればそれでいい」と笑顔を見せた。

 DeNAとは前回対戦した5月12日(横浜)に128球を投げ、9回4安打で完封勝利。「いい印象は自分の中で残っている。その印象で投げていけたら」と気負いはない、オースティン、牧、宮崎ら右の強打者が並ぶ打線だけに気は抜けないが「リズムよく、カウントを作って抑えられたら」と自身のペースで試合をつくる。

 チームは残り26試合となり、首位広島とは4ゲーム差。今後も落とせない試合が続く。右腕は「1試合1試合は大事だと思うので、そこで自分の仕事ができるように。あとは気合と根性でなんとかなると思うので。気合と根性でいきます」と強い覚悟を示した。

 この日は暑さが残る甲子園球場で投手指名練習に参加し、キャッチボールなどで調整した。逆転優勝へ向け、チームトップの勝ち星を挙げている頼れる男が腕を振る。

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