阪神 首位遠のく痛恨の逆転負け 広島とは5差に拡大、4位DeNAは1・5差に接近

 6回、オースティンに勝ち越しソロを浴びた村上(撮影・西岡正)
 6回、オースティンに勝ち越しソロを浴び、ベンチで悔しそうな表情を浮かべる岡田監督(撮影・西岡正)
 6回、ソロを放ち迎えられる井上(撮影・堀内翔)
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 「DeNA3-2阪神」(28日、横浜スタジアム)

 阪神が逆転負けを喫し、4位・DeNAに連敗。ゲーム差を1・5に縮められた。首位カープは勝ち、5ゲーム差と広がった。

 中11日となった先発・村上が、1点リードの三回につかまった。1死二塁から蝦名に右翼線へ運ばれて同点。オースティンにも中前へ適時二塁打を浴び、2点を失った。同点となった直後の六回には、1死走者なしからオースティンに22号ソロを右翼席に放り込まれて、勝ち越しを許した。

 阪神は初回に幸運も味方につけて先制。2死から森下が打ち上げた打球を、中堅・蝦名が見失って二塁打に。7月12日・中日戦以来の4番となった大山が、右前に先制適時打を放った。

 1点を追う六回には、井上にプロ初アーチが飛び出した。先発左腕・東の高め直球をとらえると、左翼席中段へ突き刺ささる同点弾。5月18日・ヤクルト戦以来のスタメンで5番起用に応えたが、勝利に結びつくことはなかった。

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