阪神・岡田監督 痛恨被弾に苦言「真っすぐはないやろ」「俺が一人カリカリ怒ってるだけやんか」

 6回、オースティンに勝ち越しソロを浴び、ベンチで悔しそうな表情を浮かべる岡田監督(撮影・西岡正)
 DeNAに連敗し、ベンチから引き揚げる岡田監督(撮影・田中太一)
 7回、選手交代を告げる岡田監督(撮影・堀内翔)
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 「DeNA3-2阪神」(28日、横浜スタジアム)

 阪神が痛恨の逆転負け。首位の広島、2位の巨人とは5差に拡大し、4位のDeNAに1・5差に縮められた。

 先発・村上は六回、1死走者なしからオースティンに22号ソロを被弾した。2球目の149キロ直球を仕留められ、右翼席へ。これが決勝弾となった。

 岡田監督は試合後、オースティンの一発に「真っすぐはないやろ」と、村上と坂本のバッテリーの配球に不満の様子。前日も2安打1打点のオースティンにやられ、「いやもう、一緒や。昨日と。力勝負では勝てんて。何十回言うてんのや」と首をひねった。

 1点を追う六回には、5番に起用した井上にプロ初アーチが飛び出した。先発左腕・東からの同点弾。これには指揮官も「おーん。初ホームランやろ?そら応えたけどなあ」と評価。ただ、その話題以外では嘆きが止まらなかった。

 4番を佐藤輝から大山に変更した理由については「そら4番が打てへんからや。打てへんやろ、ずっと。(佐藤輝を)ようつこうたほうやで」と説明。浮上できないチームについて、選手が萎縮してしまっているかの問いには「そんなんないやんか。俺が一人カリカリ怒ってるだけやんか。あとは何もないわ」といら立ちを隠せなかった。

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