阪神最年長・西勇 連敗止める「『西さんおってよかった』とか。安心してもらえるように」30日先発
阪神の西勇輝投手(33)が先発する30日の巨人戦に向け、鳴尾浜での2軍練習に参加した。キャッチボールやダッシュなどで調整。投手陣の柱がチームの連敗をストップさせ、雰囲気を変える。
「一番年上の自分が弱った姿を見せるのもあれなんで。『西さんおってよかった』とか。先発組が戻ったらいい雰囲気になるように。安心してもらえるようにいきたい」
チームはDeNAに2連敗を喫し、甲子園に帰ってきた。上位に食らいつくためにも負けられない正念場。2位の宿敵との大事な初戦で、最年長の右腕が底力を発揮する。
今季の巨人戦は3試合で0勝1敗だが、防御率0・41と安定感は抜群。前回12日の対戦でも7回4安打1失点(自責点0)と抑えた。「(相手も)対策をしてくるだろうし、傾向とかをよく見て投げていきたい」と一切の油断はない。
シーズンは残り24試合。負けられない戦いの中で「(先発は)1週間に1回マウンドに立つので。そこではみんなの中心になって、背中を見せていきたい」。目の前の試合に集中し、勝利を導く。