阪神・佐藤輝 28日6番降格も甲子園では打率・302「地の利生かす」
「DeNA(悪天候中止)阪神」(29日、横浜スタジアム)
聖地で打って巻き返す。阪神・佐藤輝明内野手(25)が「(ホームに)戻って地の利を生かして頑張っていきたい」と本拠地での躍動を誓った。
甲子園で行われた7月30日からの巨人3連戦では3試合連続マルチ安打。13打数7安打、1本塁打、3打点と活躍して3タテに貢献した。
巨人・戸郷は5月24日に甲子園でノーヒットノーランを食らうなどチームとして難敵の相手。佐藤輝も11打数2安打の打率・182と決していい相性とは言えないが、それでも甲子園では打率・302と安定した数字を残している。
7月13日の中日戦から約1カ月半、4番を任されていたが、28日のDeNA戦で6番に降格。7月2日の広島戦以来の打順で4打数無安打だった。自己ワーストタイの20失策を記録するなど攻守で精彩を欠いたこともあり、本拠地で巻き返したい。
「甲子園も久々なので、いい打席にしたいと思います」。負けられない残り24試合で力を見せる。