阪神2軍 高寺が勝ち越し打含む3安打 和田2軍監督「今状態が良くて、スイングも守備もいい」
「ウエスタン、オリックス4-6阪神」(31日、ほっともっとフィールド神戸)
阪神は先制した直後から得点を献上。1点を追う形となったが、中川の同点打で流れを作り、高寺が勝ち越しの適時三塁打、豊田がダメ押しの中前に適時打を放ち勝利をものにした。
先発した秋山は5回2失点。毎回の安打で味方の先制直後に1点を許した。さらに五回には2安打されていた香月に同点ソロ。9安打を浴びるも粘りの投球を見せた。前回22日のウエスタン・くふうハヤテ戦では8回3失点と今季初完投で3勝目を挙げていた。
打線は高寺が2日の同戦以来となる3安打で2打点の活躍。八回1死一、三塁は勝ち越しの適時三塁打で走者一掃。四球でも出塁するなど全得点に絡んだ。2死三塁には豊田がこの日2本目となる安打で追加点を挙げた。
和田2軍監督の一問一答は以下の通り。
-高寺が好相性の才木からまた打った。
「うん。前回3本打ったかな。相性はいいんだろうけど。それにしてもタイミングというよりも今状態が良くてスイングもいいんで、守備もね、しっかり守れてるし。こういうプレーというか、こういう内容を続けてほしいんだよね。打てない時の守備とか、打てない時こそ今日ぐらいしっかり守る。打ててる時は守れるんだけど。そういうとこだよね。非常にいい状態でゲームに入れてるんで。前回も3本打って相性的にはいいかもしれないけど、その他のピッチャーも相性だけじゃなくてしっかり打てるように。もう本当に今日は高寺らしさが出た試合だった」
-3本目は勝ち越しの三塁打。
「それが一番大きかったよね。塁出るところと返すところ。しっかり仕事ができたね、今日はね」
-浜地はいい状態が続いている。無失点の時は無安打。
「安打が出ると取られてるの、それじゃダメなんで。浜地がどうのこうのじゃなくて、ランナーが出てから頑張れるピッチャーにならないといけないんで。そういう意味では、ランナーを出さないぐらい抑えてるっていうね。真っすぐもすごく良くなってきてるし。状態自体はいいんじゃないかな」
-2軍に来た頃より状態は上がっている。
「特にここ数試合が浜地の多分一番いいストレートなんで。その質とか力っていうところが本来のものに近づいてきてると思うんで、さらに磨いてほしいよね」
-秋山は前回完投しての今日。
「5回2失点ということで、決して悪くはないし。9安打かな、打たれながらよく2点で抑えたなという中で、2点目の1発はツーアウトからの1発なんで。それも追い込んでからだからね。あそこはやっぱり防いでいかないと。秋山だけじゃなくて、これはバッテリーの配球の問題になってくるけど。あそこはやっぱり長打食らってはいけない場面なんで、なんとかできたっていうところでね。もちろん5回2失点っていうところはしっかり投げられたと思うんだけど。防げる点っていうところは、しっかり防いでいかないといけないんで。ちょっとその詰めの甘さっていうか、そういうとこだよね」
-明日の先発は。
「青柳」