阪神 岡田采配ズバリ 梅野バスター、満塁男・木浪が金メダリスト鏡優翔のエールに応える先制打

 「阪神-中日」(3日、甲子園球場)

 阪神・岡田監督の采配が先制点につながった。二回、先頭・佐藤輝が右前打、続く前川が四球を選び無死一、二塁。ここで打席に梅野。バントの構えから初球はストライク、2球目はボールを見極めカウント1-1からバスターに切り替えた。打球は高いバウンドで一塁手・石川昂の頭上を越える右前打となった。無死満塁と好機を広げ、“満塁男”の木浪が左前へ2点適時打を放った。木浪は満塁で今季13打数7安打13打点となった。

 この日、ファーストピッチセレモニーには木浪ファンを公言しているパリ五輪レスリング女子76キロ級の金メダリスト鏡優翔が登場。鏡は「(打席に)木浪選手が立ってくださって。サプライズ過ぎて緊張が。ドキドキしちゃった。木浪選手らしく戦っていただけたら」とエールを送っていた。

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