阪神2軍 中川が3安打1打点で打率・331 和田2軍監督「対応力かなり成長している」
「ウエスタン、阪神3-7広島」(3日、鳴尾浜球場)
阪神は14試合ぶりの鳴尾浜で11安打7得点を許し、勝利を飾ることができなかった。
先発の茨木は初回、田村に4号3ランを許すなど立ち上がりに苦しんで5回6安打4失点。8月25日のウエスタン・ソフトバンク戦では黒星となったものの、6回3安打2失点と初回から好投していただけに悔しい結果となった。4番手・伊藤稜は公式戦2度目の登板。1/3回を1安打2失点だった。
打線は中川が6月6日のウエスタン・広島戦以来、約3カ月ぶりとなる3安打マーク。二回1死二塁は三塁手のグラブをはじく痛烈な左前打で、8月24日のウエスタン・ソフトバンク戦から5試合連続安打とし、打率・331まで押し上げた。
和田2軍監督の一問一答は以下の通り。
-最後まで打線は粘った。
「特に中川がね。ここのところ状態もいいんだけど、やっぱりどんなピッチャーにも対応してってね。結果うんぬんじゃなくてね。対応力というところではかなり成長しているよね」
-3安打も久々。代打でも結果を出した。
「キャッチャーっていうポジションだからね。毎日は出られないから。その中でもスタメンだけじゃなくて代打でもいけるぐらいの勝負強さも持ってるし。現時点ではすごい状態はいいよね」
-伊藤稜は公式戦2度目の登板。
「投げられるようになったっていうことがね。収穫なんで、これからいくたびに少しでも良くなっていけばいいんじゃないかな」
-1段階ずつ。
「うん。まだやるべきことがたくさんある。ピッチャーは、やっぱり投げるだけじゃないから。ピッチャーゴロでも一つアウトにしていれば全然流れが変わってると思うし。やっぱり投げられるようになったっていうのはいいことだけど。投げるだけじゃいけないんでね。ピッチャーはね。投内もしっかり、守備もしっかり練習して。次のマウンドにつなげられるように練習してってほしいな」
-茨木は苦しんだ。
「課題が全部出たね。立ち上がりとランナーを背負ってからの(スピード)ガンも落ちてるし。変化球がほとんど高めだったというところで、状態が上がってくるまでに捕まってしまってるので。そのあと徐々には良くなっていったけど、どうしてもそこが彼の課題なんでね。そこをすんなり通り抜けるとあとはスッといくタイプのピッチャーなんで、そこをどうするかをもっともっと突き詰めてやっていかないといけないね」
-久々の鳴尾浜で練習時間も確保できた。
「試合前の練習時間は決まってるんでね。その中でどう有効に時間を使っていくか。またビジター球場でいろんなミスが出たんでね。それを鳴尾浜に帰って練習して、試合に向かっていかないといけないんでね。そういう意味では練習前だけじゃなくて試合が終わってからもできるんでね。それは有効にしっかり練習していきたいね」
-明日の先発は
「門別」