阪神 初回6連打の猛攻で逆転勝ち 首位・広島と3・5ゲーム差に迫る 井上が甲子園初アーチ 村上6勝目

 1回、2ランを放ち生還する井上(撮影・山口登)
 5回、木浪の適時打で、ベンチから声を出す岡田監督(撮影・田中太一)
 1回、井上を迎える岡田監督(撮影・飯室逸平)
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 「阪神9-4中日」(4日、甲子園球場)

 阪神は8月25日・広島戦(マツダ)以来6試合ぶりの2桁安打で2連勝を飾った。首位・広島と2位・巨人がいずれも敗れ、広島とのゲーム差は3・5に縮まった。

 相手先発・小笠原の立ち上がりを攻め立てた。いきなり2点ビハインドを背負った初回だったが、先頭の近本が17試合連続安打となる左前打で出塁。中野が左前打で続くと、無死一、二塁から森下が右中間へ2点適時二塁打を放ち、あっという間に同点に追いついた。

 さらに大山の中越え二塁打で無死二、三塁とすると、佐藤輝がバットを折りながらも中前へ2点適時打を放ち一気に勝ち越しに成功。なおも無死一塁では、4試合ぶり先発出場の井上が、初球146キロを捉え、甲子園初本塁打となる2号2ランをマーク。6連打6得点の猛攻を締めくくった。

 4点リードの五回には1死満塁の好機をつくると“満塁男”木浪が左前適時打をマーク。これで満塁機の成績は14打数8安打15打点の打率・571となった。なおも1死満塁で村上の二ゴロの間に1点を追加。六回には大山の犠飛で9点目を奪った。

 先発の村上は5回2/3を4失点(自責1)で今季6勝目を挙げた。初回は佐藤輝の失策も絡んで2死二、三塁とピンチを招くと宇佐見に先制の2点適時打を献上。六回には先頭・細川に左越えソロを被弾すると、2死三塁から中野の適時失策で4点目を失い、降板となった。味方失策に足を引っ張られながらも粘り、約1カ月ぶりの白星を挙げた。

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