阪神・岡田監督が梅野と坂本に異例の直接メッセージ リード面について助言か 横浜に続いて選手の元へ 坂本「みんな勝ちたいと思っている」
「阪神-中日」(5日、甲子園球場)
阪神の岡田監督が練習中に梅野、坂本と約10分、話し込んだ。
全体練習が行われているグラウンドに入ると、三塁ベース後方にいた2人の元へ向かい、嶋田バッテリーコーチを交えて何かしらメッセージを伝えた。
岡田監督は内容を問われると「そんなん言われへんよ、何を言うてんの(笑)」とかわし、梅野と坂本も詳細については明かさなかった。
ただ、坂本は「みんな勝ちたいと思っているから。監督はこう思っていて、梅野さんと僕と(嶋田コーチと)4人でしゃべりながらっていうだけなので。(詳細について)何か言えることはないですけど。こうやって残り試合をやっていく確認ですかね」と前向きな会話だったことは明かした。
岡田監督は前日4日の中日戦では先発・村上が初回に2失点すると、村上-坂本のバッテリーにカーブを使って緩急をつけるように指示を送った。
試合後には「真っすぐばっかり(の配球)。去年と同じ感覚でいったらアカンって。去年やったら抑えられたリードでも今年は違うって。結局、そういう反省が全然できてないやろ。何で苦しい、ぶつかり勝負ばっかするんやろ」と苦言を呈していた。
坂本は4日のリードを踏まえたアドバイスだったか問われると、「昨日のことじゃなくて。昨日はめっちゃ僕が(リードに対して)言われてみたいになっているけど、そんなこと全然思っていないし。いろんな人が見て、いろんなことを感じて、いろんなものがプラスで合わさった方が絶対、いい結果が出るから。(岡田監督から苦言を呈されたことは)何とも思っていない」と話した。
岡田監督は8月28日・DeNA戦の練習中にも横浜スタジアムで、石井と桐敷に配球などのアドバイスを送っている。