阪神2軍 栄枝のサヨナラ打で逆転勝利 和田2軍監督「井坪も豊田の粘り強さも素晴らしかった」一問一答
「ウエスタン、阪神3-2広島」(5日、鳴尾浜球場)
阪神が栄枝のサヨナラ打で逆転勝ちした。
1点を追う九回、先頭の片山が左前打。1死二塁から途中出場の井坪も左前打でつなぎ、1死一、三塁で代打・豊田の犠飛で同点。井坪が二盗を決め、2死二塁から栄枝が右翼線へ打球を運んで試合を決めた。
先発の伊藤将は8月28日の登録抹消後、初登板で5回2失点。その後、岩貞、津田、加治屋、佐藤蓮が1イニングずつを無失点で抑えて、逆転星へとつないだ。
以下、和田2軍監督との一問一答。
-井坪がつなぎ、栄枝が決めた。
「井坪もそうだし豊田の粘り強さも素晴らしかったし、勢いというか、あそこまでいったらもう本当に打つだけというところで栄枝が結果を出してくれたけど。いいところはね、八、九回の終盤の粘りは良かった」
-遠藤も初回に先制適時打。
「ツーボールから取りに来た、まっすぐだったんで。コースに逆らわずね。ほんとは、ランナー二塁だから引っ張りたいとこなんだけど、向こうもね、引っ張れるようなところには投げてこないんで。そういう意味ではコースに逆らわず、それを1球で仕留めた。2点目が取れなかったから展開的に逆にしんどくなっちゃったね」
-伊藤将は降格後初登板。
「今日の立ち上がりを見てたら、真っすぐも走ってたし、非常にいい立ち上がりをした。けど、二回に(磯村に)一発食らってから、コースを丁寧にっていうような投球に切り替えて行ったんで。ちょっと球数は多くなったけど、それでも5回2失点というところで、まずまずの、すごくいいというところではないけど、ピッチングとしては悪くなかった」
-打線が点を取れない中で中継ぎ陣が無失点リレー。
「それが八回、九回のところにつながってると思うんで。やっぱりここにいるピッチャーは何点ビハインドであっても、目指すところはやっぱり1軍なんでね。どんなシチュエーション、どんな状況でもゼロで抑えて帰ってくるっていう強い気持ちを持って、今後もやってほしいね」