阪神・才木浩人 粘投の6回無失点 12勝目の権利を手に降板

 6回、先頭打者に二塁打を浴びるもピンチを切り抜け、大山(右)とハイタッチする才木(撮影・伊藤笙子)
 2回、満塁のピンチで高橋奎に粘られるも、無失点に抑え笑顔を見せる才木(撮影・田中太一)
 5回、宮本から空振り三振を奪い、雄たけびを上げる才木(撮影・伊藤笙子)
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 「ヤクルト-阪神」(7日、神宮球場)

 先発の才木が6回無失点で、110球の粘りのピッチングを見せた。8安打を浴びて再三ピンチを作りながらも、要所を抑えてホームを踏ませず。12勝目の権利を手にマウンドを降りて、七回以降はリリーフ陣に託した。

 4点リードの二回、3本の単打で1死満塁の窮地を招く。中村は152キロ直球で二飛。投手の高橋に対してはオール直球で押し続けるもファウルで粘られ、11球目のフォークで三ゴロに仕留めると、苦笑いを浮かべながらベンチへ向かった。

 四回は先頭のサンタナに二塁打を許して無死二塁。だが慌てることなく、オスナを二飛、村上を三飛、山田の高いバウンドのゴロは、タイミング良くジャンプし処理して、無失点投球を続けた。

 六回にも再び先頭のサンタナに右中間フェンス直撃の二塁打。ここから、オスナ、村上、山田を3つのフライアウトで無失点で切り抜けると、両腕を掲げてからグラブを力強く打ち鳴らした。

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