阪神が快勝 猛虎打線がDeNA・東の連続QSを32試合で止める 先発・青柳は5回2失点の粘投で144日ぶり白星

 「阪神7-2DeNA」(10日、甲子園球場)

 3位の阪神は4位・DeNAに勝利して3ゲーム差に突き放した。

 先発・青柳は5回4安打2失点と粘投。1点リードの四回に死球から1死一、二塁を招き、オースティンと牧に適時打を浴びて勝ち越しを許すも、併殺を2つ奪うなど持ち味の打たせて取る投球でアウトを重ねた。四回1死一、三塁では同点のセーフティースクイズを成功。攻撃でも意地を見せて144日ぶりの白星の権利を経てマウンドを降りた。

 DeNA・先発は昨季から32試合連続クオリティースタート(6回以上を投げて自責3以下)を継続していた東。二回2死二塁で梅野の左中間への適時二塁打で先制に成功すると、同点の五回1死では森下が今季14号となる左越えの勝ち越しソロをマーク。8日・ヤクルト戦(神宮)に次ぐ2試合連続アーチで今季甲子園6発目と勝負強さを発揮した。

 六回は木浪、島田が連続でバスターでの安打を放つなど5連打で2点を追加。猛虎打線が爆発し、東の32試合連続クオリティースタートを止めた。

 甲子園7連戦の初戦で2ケタ安打を記録しての白星と、幸先の良いスタートを切った岡田阪神。勢いそのままに一気に首位奪還まで突っ走る。

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