阪神・佐藤輝明への異様なざわつきが話題に 解説者苦言にSNS賛同の声「よく言った」「信じて応援しましょう」

 阪神は10日、甲子園球場でDeNAと対戦。試合は快勝したが、九回、佐藤輝明内野手へのプレーに対するファンのリアクションに、解説者が苦言を呈する場面があった。

 場面は5点リードの九回、無死二塁。森が三塁頭上へ飛球を打ち上げた。平凡な飛球に対し、佐藤輝が落下点に入ったが、この際、客席からは異様などよめき。佐藤輝が捕球すると、大きな拍手がわき起こった。

 この雰囲気に、サンテレビの中継で解説を務めていた福本豊氏は失笑した後、耐えきれず「ワーワー言いすぎるよ、お客さん」と苦言。梨田昌孝氏も「ですねえ、逆に佐藤選手にプレッシャーかけている」と同調した。

 8日のヤクルト戦で飛球を落球したことが異様な雰囲気を作り出しているが、解説者は逆効果と指摘。福本氏が「あのフライ見とって、余計に硬くなってしまうよね。落としたから言うてね」と言えば、梨田氏も「ちょっとそういうの抑えたほうがいいかもしれないですね」と、ファンへ我慢を促した。

 佐藤輝はこの日、三ゴロを2つ、三飛を2つ処理。無失策だった。

 デイリースポーツ評論家・関本四十四氏は「間違いなく聞こえるよ。ファンは前の試合でエラーしたのを知ってるからね。またやるんじゃないかという思いが声に出るんだろうな」とし、「応援しているチームがノースリーになると逆に拍手をするファンもいるが、だからといってフライが上がるたびに拍手するのも違うしな。こればかりは、いいプレーや打ちまくって自分で打ち消すしかない」と語った。

 また、今季23失策の佐藤輝について、守備面の課題を指摘。「捕ってからスローイングまでの素早さは速い選手。ゲッツーの時なんて、流れるようにセカンドに投げる。ただ、少しバウンドが高い打球が来たり、余裕がある時にミスが目立つ。スムーズにステップできればいいんだけど、不安がよぎるんだろうな」とした。

 佐藤輝へのリアクションについて、SNSでは福本氏や梨田氏の意見に賛同の声が続々。「自分の選手にプレッシャーを与える意味が分からない、本当に」「どっしり構えて見守りましょう」「信じて応援しましょう」「解説陣よく言った」などの声が寄せられている。

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