阪神2軍 小幡が走攻守で実戦復帰 和田2軍監督「初打席でヒットを出す、ここの選手との違い」
「2軍交流試合、阪神1-4日本海リーグ選抜」(11日、鳴尾浜球場)
阪神はもう一本が出ず、初回の1得点のみで勝利を逃した。
先発として最長の4イニングを投げた椎葉は4安打1失点だった。初回に三好に直球を捉えられて本塁打で1失点。その後は三塁は踏ませても本塁は踏ませず、スコアボードに0を並べた。
得点した初回。先頭・福島の安打から四球を選んで打線がつながり、中川の三ゴロの間に三走・福島が本塁を踏み同点に。その後は続々と変わる投手を打ちあぐねて計5安打と振るわなかった。
和田2軍監督の一問一答は以下の通り。
-小幡が復帰
「一通りの確認がしっかりできたので。次のゲームからは徐々にイニング数を出すので増やしていこうかな。その確認ができたと」
-次からはスタメンも。
「いや、そこはまだ終わったばかりなんで。明日の感じとかも見ながら徐々に」
-スタートも切れた。
「まあまあ、そこが一番のネックというかね。そこで故障してるんでね。そこはクリアできたっていうのが一番本人も安心するだろうし。もう制限なくというか。まあまあ、でもちょっと徐々に。一気にフルでとかじゃなくてね。少しずつにはなるけど、確認という意味では、走攻守、全てにおいてできた」
-いきなり安打も。
「バッティングに関しては、早い段階からできてたんでね。そういう意味では一番、三つ(走攻守の)でいうと、仕上がりのいい部分だったんで。それにしても、実戦の初打席でヒットを出すっていう、やっぱここの選手との違いというかね。そういうものは見せてくれた」
-椎葉も最長イニングで1失点。
「まあ投げられたというところではね。やっぱり真っすぐがひと振りで前に飛ばされてるっていうところがね。今日はなんとか変化球でしのいだっていう感じなんで。椎葉のね、一番いい特徴である真っすぐで、ファウルにする、空振りが取れるっていうところになっていかないと。そこにはまだもうひとつというところ。段階的にはね、春先のこと考えれば良くはなってきてるけど。今日もかなり凡打でもね、いいあたりだったから。そこら辺のところね、もっと磨いていかないといけないかな」
-4回は予定通り
「球数もあるけど、行けるところまでという。まあまあ、ちょっと、あれ以上は行かさないけど。3回をめどに。ちょっと球数も少なかったんでね」
-伊藤稜は出力も上がってきた。
「投げるたびにガンも出てるし。まだまだちょっとピッチングっていうところにはなってないけど。真っすぐ力感というかね。強さは出てきているかな」