阪神・村上「仕事はまだできてない」序盤3失点を反省「粘れなかったので」

 「阪神3-4DeNA」(11日、甲子園球場)

 粘りはしたが、チームは負けた。7回3失点。決して悪くはない。それでも、阪神・村上は悔しそうに自分を責めるような言葉を絞り出した。「落とせないところで勝ちにできなかったのは、仕事はまだできてないと思います」。序盤の3失点が重たかった。

 初回1死では牧にフォークを左翼席に運ばれた。3試合連続被弾で先制点を献上。同点の三回は牧の勝ち越し適時打と佐野の二ゴロ間に2点を失った。「三回に粘れなかったので、そこが響いたかなと思います」。大山の野選もあったが、言い訳はしなかった。

 四回以降は修正。同点の七回は2死一、二塁と一打勝ち越しの場面で、代打の戸柱を98キロのカーブで二飛。「うまく使えた。また引き出しが増えた」。2年連続で規定投球回にも到達。勝ち星には恵まれなかったが、意地の詰まった103球だった。

 大事な7連戦ということは理解していた。だからこそ、自らの投球で勝たせたかった。「今日は終わったので、明日からチームが勝てるように応援したい」。まだシーズンは続く。次こそ、勝利へ。そして、逆転Vへ導く。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス