阪神戦中止 雷鳴ゲリラ豪雨で甲子園周辺は水没状態 虎党「急に空が真っ暗に」「稲光がすごくて」

 「阪神(降雨中止)DeNA」(12日、甲子園球場)

 試合前の甲子園に大粒の雨が降り出し、17時30分に中止が発表された。激しい豪雨で、甲子園周辺のマンホールからは水が噴出。雷鳴も鳴り響いた。球場の入場門周辺は水浸しで、水没状態となった。

 東京から駆け付けた阪神ファンの40代会社員男性は「5時ぐらいまでカンカン照りで、真夏のような空が光っていたのに、急に空が真っ暗になって、ものの10分もしないうちに滝のような雨が。バケツをひっくり返した…では生ぬるいほどの豪雨で。稲光は10発以上、雷鳴がすごくて」と驚き。「息子(大学生)が今、新大阪に着いた、って連絡があったんですが…」と残念がった。

 雷鳴がとどろき、危険なため、球場内の廊下などに避難した観客。5時40分すぎには雨がやんだことから、虎党の中からは「(これだけの雨ならムリだろうけど)中止が早すぎる」「阪神園芸さんなら…」と嘆きもあがっていた。

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