阪神 原口と梅野が秋山引退発表に惜別の思い 同学年投手の決断に「さみしい気持ち」「後輩達も財産を聞きにいってほしい」

 阪神・秋山拓巳投手(33)が13日に現役引退を発表したことを受けて、チームメートが惜別の思いを語った。09年ドラフト同期で、ともに高卒だった原口文仁内野手(32)は、「さみしい気持ちもありますけど、アキがここまでやってきて自分で決断したことだと思うので、お疲れさまという感じです」とねぎらいの言葉。捕手としてバッテリーも組んでおり、「コントロールが一番で。そこに球のキレがあって。キャッチャーとしてはすごくリードのしがいがあるピッチャー。若い子たちはコントロールがいいから、配球の面ですごく勉強になったと思う。のこした物も大きい」と功績をたたえた。

 同い年の梅野隆太郎捕手(33)は、「気迫あふれるピッチングという印象が強い。そういうのが見られなくなるのは残念だけど、1勝でも多くアキとプロ野球人生を歩めたのは、自分にとってプラス」と絆をにじませた。「アキ自身も1勝を重ねていく大変さをすごく経験したピッチャー。後輩たちも財産を聞きに行ってほしい」と存在の大きさを示した。

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