阪神・前川が珍しくガッツポーズを繰り出したワケ 六回に適時二塁打 一塁ベンチに左手を振り下ろす

 「阪神7-3広島」(13日、甲子園球場)

 阪神・前川右京外野手が六回1死一、二塁から、右中間に適時二塁打を放った。2点差に詰め寄られた直後に再びリードを広げた一打。二塁ベースに到達した前川は、左手で珍しくガッツポーズを繰り出すと、その手を一塁ベンチに向けて振り下ろした。

 前川はお立ち台で「ずっと迷惑をかけていたので、久しぶりに貢献することができました」と安堵の表情を浮かべた。

 前川は勝負の9月に入って15打数2安打、0本塁打、0打点と不振に苦しんでいた。9月初打点でチームの勝利を近づけた事実が、渾身のガッツポーズになって表れたのだろう。

 岡田監督も「調子悪かったからやろ」としていたが、この日のスタメン起用については「調子良くなってきたから使うたけど」と話したように、復調気配を読み取り、結果として今季4度目の猛打賞につながった。

 前川は「(甲子園と他の球場では)だいぶ違います。この大歓声に背中を押されるので、ありがたいです」とファンに感謝の言葉を送った。

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