「ウエスタン、阪神８－２くふうハヤテ」（１４日、鳴尾浜球場）

　阪神２軍はくふうハヤテに２連勝とした。相手先発の早川から、初回は遠藤の二塁打で好機をつくり、豊田が先制適時二塁打。二回はノイジーの四球から栄枝が左前打でつなぎ、相手の後逸により追加点を挙げた。

　先発の及川は左中指のマメの影響で、三回先頭に二塁打を浴びたところで緊急降板。松原が２番手で登板したが、同点に追いつかれてしまった。

　それでも五回の攻撃では相手投手の藤本から３者連続四球で満塁に。片山の適時打で勝ち越しに成功し、ノイジーが押し出し四球。栄枝が２点適時二塁打を放つなどし、一挙６得点と突き放した。栄枝は２安打２打点の活躍だった。

　和田２軍監督の一問一答は以下の通り。

　－四球もありながら五回の畳みかけが大きかった。

　「展開的には追いつかれてからね、ピッチャーの踏ん張りもあるけどね。そこで先を越されなかったっていうのはね、そこは大きかったかな」

　－栄枝はいいところでヒット。勝負強さがある。

　「もともと打てるキャッチャーで、足もあるし。本当に中川といい競争してるよね」

　－及川が緊急降板。

　「マメ。つぶれてないのでそんなに時間はかからないと思うけど、無理はさせなかった」

　－そこからリリーフ陣は急きょだったと思うが。

　「そういうこともあるんでね。そういう時、前もって予定されたピッチャーじゃなくても、急きょ行って、自分の仕事ができるっていうので、そういう場面もあると思うので、そこで今日はつないでね、リリーフ陣がしっかり抑えてくれたので、点差もあったからね。リリーフの踏ん張りのおかげだよね」

　－漆原は降格後初登板で三者凡退。

　「球の走りもね、コントロールも、全く問題ないというか。ずっと１軍で投げてきて、疲れもあると思うし、１年間ずっといい状態を保つのは難しいからね、しっかりこっちでもう一回ね作り直すっていうあれじゃないけど、しっかりリフレッシュして、元気になって、もう一回呼ばれるの待つっていうね」

　ー明日の先発。

　「明日は津田」