「阪神４－３広島」（１４日、甲子園球場）

　阪神が今季７度目の劇的なサヨナラ勝ちを飾った。最後は２死二、三塁から中野が中前適時打を放って熱戦に終止符を打ち、三塁走者の木浪がホームイン。その直後、ネクストサークル付近ではファン卒倒のシーンが繰り広げられていた。

　大歓声の中、木浪が満面の笑みを浮かべてホームに戻ってくると、勢いそのままにネクストから出てきた森下の胸にジャンプしながら飛び込んだ。すると森下はしっかりと先輩を受け止め、がっちりとホールド。さらにクルクルと回って喜びを爆発させた。

　飛び込んできた木浪をふらつくことなくガッチリと受け止め、ぶん回した森下のパワーにもファンは驚き。ただ昨年、ルーキーだった森下がベンチで涙を流した際には、優しくそっと隣に寄り添っていた木浪。そんな２人の感動シーンに「ホームインした木浪を抱っこする森下かわいい」「昨年森下がベンチで流した悔し涙　それにそっと寄り添う木浪　忘れられないシーンやった…そこからの昨日のサヨナラでの２人の姿　これは泣くってば」「森下くんと木浪くん抱き合ってくるくる可愛い」とファンから感動の声があがっていた。