阪神・岡田監督「きょうは前川のゲームだと思っていた」初回に大ファインプレー&決勝犠飛 左腕でも「代えるつもりなかった」

 「阪神3-0ヤクルト」(16日、甲子園球場)

 4連勝で貯金を今季最多の11に伸ばした阪神・岡田彰布監督は「きょうは前川のゲームだと思っていた」と語った。

 「初回ですね。前川のプレーがなかったら。大きいですね」と指揮官。初回2死満塁から増田の打球を左翼・前川が背走し、フェンスに激突しながら好捕した。落ちていれば最低でも3点は入っていただけに「前川のプレーは大きかった」と称賛を惜しまなかった。

 さらに前川は自らのバットで六回に決勝犠飛をたたきだした。左腕・田口との対戦だったが「代えるつもりはなかった。きょうは前川のゲームだと思っていたので。何とかしてくれると思った」と振り返り、森下のタイムリーには「センターを狙えばヒットは出るんだから」と明かした。

 この日も無失点でつないだリリーフ陣は「6回までいってくれると1人が休める展開になるし。何とか6回、7回で相手を追い越しておけばと。リリーフ陣の頑張りはすごくある」とたたえる。

 甲子園6連戦を5勝1敗で勝ち越し。残り10試合へ「もうね。目の前の試合をとにかく勝っていくだけですね」と力を込めていた。

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