「阪神３－０ヤクルト」（１６日、甲子園球場）

　岡田彰布監督が大喜び。阪神は初回２死満塁のピンチ、左翼後方への打球を前川右京外野手がフェンスに激突しながらも好捕。「そら変わるよ、あれ３点入ってるもんなあ」と感嘆の神キャッチでチームを救った。最下位ヤクルトをきっちり下し４連勝で貯金は今季最多の１１とし、首位・巨人とは２差のまま。「ヒーローインタビューも前川やと思ったから、もう最後まで出したよ（笑）。（ヒーローは）違うの？前川違うの？前川やな」。以下、同監督の一問一答要旨。

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　（テレビインタビュー）

　－七回の森下のタイムリーが大きかった。

　「やっぱり３点目、大きかったですね」

　－森下の勝負強さは。

　「いやいや、２打席は全然ダメだったんですけど。センターに打て言うて、そしたらヒット出るんだからね、最初からああいう打ち方すればいいんだけどね」

　－４連勝で貯金も今季最多１１。残り１０試合に向けて。

　「いや、もうね、目の前の試合をね、とにかく勝っていくだけですね」

　（記者囲み）

　－初回の前川のプレーがなければどうなっていたか分からない。

　「あれは大きかった、ほんま。左利きで良かったよ。右（利き）だったら捕れてないかも分からんなあ」

　－守備も出ているうちに上達している。

　「そうやなあ。今日も（守備固めで）島田いこうと思っとったけどな。決勝打も前川やし、ヒーローインタビューも前川やと思ったから、もう最後まで出したよ（笑）」

　－大竹が２年連続２桁勝利。

　「そら、大したもんと思うよ。あとは規定イニングを気にしとるけどな（笑）」

　－大事な７連戦と言っていた。

　「まあ、地の利もあるからな、甲子園というのもあったからね。まあ十分じゃないかな」

　－あの雨天中止も良かった。

　「雨良かったって、あんなん野球でけへんよ。何を言うとんねん。中止にしたんちゃう、でけへんて」