阪神・青柳 21日De戦先発に向けて悲壮な決意「自分ができることをするしかない」

 阪神の青柳晃洋投手(30)が17日、先発予定の21日・DeNA戦(横浜)に向けて悲壮な決意を口にした。

 「僕は周りのピッチャーと立場が違うので、投げるところで自分ができることをするしかない。次があるかどうか分からないので、その1試合で自分の持てるものを出して終われたらいい」

 逆転優勝に向けた重要なマウンド。今季は、1軍で2勝3敗、防御率3・54と満足のいく成績は残せていない。レギュラーシーズン最後となる可能性のある登板で、勝利を導くためにも目の前の打者に専念する。

 20日の同戦は西勇が先発予定で、22日からの首位・巨人との2連戦(甲子園)は才木、高橋の順で登板することが濃厚。「優勝争いしている中で、『負けられない戦い』と周りがはやし立ててる中、勝てていることはチーム的にいいのかなと思います」と青柳。まずは右腕が快投で宿敵撃破への勢いをつける。

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