元阪神、ダイエーの捕手・岩切英司さん死去 62歳、呼吸器不全で
2枚
阪神やダイエー(現ソフトバンク)で捕手としてプレーした岩切英司(いわきり・えいじ)さんが、15日に呼吸器不全のため、福岡市内の病院で死去したことが17日、分かった。62歳。大阪市出身。葬儀は17日に近親者で行った。
大阪・城東工高から社会人野球の京都大丸、住友金属鹿島を経てドラフト6位で1984年に阪神入団。91年に交換トレードで池田親興、大野久、渡真利克則とダイエーに移り、94年限りで現役を引退した。翌95~2000年はダイエーの育成コーチを務めた。通算71試合出場で打率・159だった。
温厚な人柄で後輩から「ガンさん」と慕われた苦労人で、20年からは「西日本自動車」でタクシー乗務員として勤務していた。