阪神・岡田監督に異例のシーン 先発の村上に笑顔で声かけ&キャッチボールをまじまじと観察「今年最高の投球をしたらええだけやん」

 キャッチボールする村上を見守る岡田監督(撮影・山口登)
 村上(左)に声を掛ける岡田監督(撮影・山口登)
 マウンドの感触を確かめる村上(撮影・中田匡峻)
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 「中日-阪神」(18日、バンテリンドーム)

 阪神・岡田彰布監督が試合前、キャッチボールを行っていた村上頌樹投手に笑みを浮かべながら声をかけた。登板日の先発投手にグラウンドで自ら声をかけるのはなかなか見られないシーンだ。

 キャッチボールをしていた村上に近寄っていくと、笑みを浮かべながら言葉をかけた指揮官。キャッチボールをじっくりと観察する様子も印象的だった。

 移動日となった17日には村上に対して「言わんでも分かるやろう、どんな試合かは」と話し、「明日は村上が今年最高のピッチングをしたらええだけやん」と短い言葉で背中を押していた。

 相手の先発はリーグ1位の防御率1・14の高橋宏。昨季はMVP、新人王に加え、最優秀防御率のタイトルを獲得した村上を先発陣の大黒柱として位置付け、開幕後は6連戦初戦の火曜日の先発を任せた。だが、エース級との対戦も多いこともあって6勝9敗、防御率2・49。思うような成績を残せていない。

 チームは4連勝中で、2ゲーム差の首位・巨人を追走するにはここから10試合、負けられない試合となる。それだけに村上のピッチングがカギを握りそうだ。

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