阪神・岡田監督「三回で終わりや」西勇輝が今季最短三回途中5失点KO「前半でピッチャー4人使うたら、そらもたんわ」

 ベンチで厳しい表情を見せる岡田監督(撮影・吉澤敬太)
 3回、西勇(左)のKOに渋い表情の岡田監督(撮影・伊藤笙子)
 9回、梅野が三振に倒れ試合終了。肩を落として引き揚げる岡田監督(撮影・吉澤敬太)
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 「DeNA9-6阪神」(20日、横浜スタジアム)

 先発の西勇輝投手が悪夢の三回途中5失点KOで連勝が5で止まった阪神・岡田彰布監督は「三回で終わりや」と語った。

 「点差開いてって、開いたらあかんやんか。三回で終わりや」と語った指揮官。「追い越せへんかったからな。前半で4人もピッチャーつこうたら、そらもたんわ」と明かした。

 天敵のオースティンにはこの日も3ランを被弾。「止めれんわな」とつぶやいた。これでチームは連勝が5でストップ。打線は懸命に追い上げたが、序盤の大量失点があまりにも痛かった。七回にはイニングをまたいだビーズリーが筒香にダメ押し2ランを被弾するなど3失点でKO。信頼する投手陣がまさかの結末を迎えた。

 これで巨人の優勝マジックは「6」となり、その背中が遠のく3ゲーム差に。昨年は巨人の前で18年ぶりの優勝を決めた阪神。だが今年は宿敵の最短V決定日が23日の甲子園となり、眼前胴上げを食らう可能性も出てきた。

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