阪神・岡田監督 才木「力勝負で勝ったみたいな感じや」「2点目入るような感じじゃなかったやろ、はっきり言うて」一問一答
「阪神1-0巨人」(22日、甲子園球場)
阪神が三回に中野の右前適時打で挙げた1点を守り切って天王山初戦を制し、首位・巨人に1ゲーム差に迫った。才木は再三のピンチで粘り強く投げ抜き、7回無失点で自己最多の13勝目。岡田監督の一問一答は以下の通り。
◇ ◇
(テレビインタビュー)
-しびれるゲームだった。
「ピンチはこっちの方が多かったんだけど、才木がね、最後は力でね、ほんとねじ伏せたというか。ほんとよく投げましたね」
-六回無死満塁のピンチをしのいだ。
「フォアボールが2つ重なったんでね、打たせろって思ったんだけど。あそこは点取られるまでは才木に任そうと思って、ほんとよく力で抑えてくれましたね」
-試合のポイントは。
「いやいや、ノーアウト満塁でしょ。まあでも、初回もあるし(四回の)一、三塁もあるし、いっぱいあったんですけど、才木が頑張りましたね」
-(23日は)1ゲーム差で高橋が先発する。
「いやいやもう、自分の球を信じて思う存分ね、ストライクゾーンに投げ込んでほしいと思いますね」
(ペン囲み)
-才木は先頭打者を4度出した。
「なあ、ちょっとフォークがな、あんま良くないもんな。三振取れんていうね。今日はね、力勝負で勝ったみたいな感じやね」
-1-0で勝とうなんて虫が良すぎると以前言っていた。
「虫がいいてお前、2点目入るような感じじゃなかったやろ、はっきり言うて」
-相手の菅野もあっぱれな投球だった。
「まあ、あっぱれって。向こうもそら、勝ちにきてるわけやからさ、負けてあっぱれはないやろ、それはやっぱり」
-(三回)中野の適時打はフルカウントまで持ち込んだのが大きいか。
「フルカウントになって、けっこう首振ってたもんな、菅野な。なんかちょっと迷ってるなっていうのがあったからな。中野もインコースばっか攻められとったから、バッターは打席が進んでいったら、絞り球というか、そのへんは分かりやすくなってくるかも分からんよな」
-相手は菅野に代打を送らなかった。
「いやいや、(昨日まで)ピッチャー使ってると思ってたからなあ。1点やったからなあ、最多勝もあったからやろ」