阪神 高橋遥人が七回に先制点を許して降板 復帰後初めて勝利投手の権利を得られず 3年ぶりの伝統の一戦で坂本に先制打献上

 「阪神-巨人」(23日、甲子園球場)

 阪神の高橋遥人投手が七回途中に先制点を許して、降板した。

 六回まではわずか2安打で無失点。しかし、味方打線も無得点のまま、七回につかまった。先頭の吉川に中前打を浴びると、岡本和に左前打で無死一、三塁。ここで代打・坂本を迎えた。22日は好機で3度の凡退があったが、追い込んでからの直球を右前へはじき返された。

 高橋にとって、21年11月6日のCSファーストステージ第1戦で黒星を喫して以来となる巨人戦の登板。復帰後は4戦4勝と無双していたが、初めて勝利投手の権利を得られずにマウンドを降りた。降板時には虎党から大きな拍手が送られたが、悔しいマウンドになった。

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