阪神 秋山引退試合で原口「『最後なんだな』って」 桐敷「本当にありがたかった」前川も感謝「見られてよかった」
「ウエスタン、阪神7-8ソフトバンク」(24日、鳴尾浜球場)
阪神・秋山拓巳投手の引退試合が行われ、多くのチームメートたちが駆けつけて投球を見守った。選手らのコメントは次の通り。
◆原口文仁内野手(高卒同期。一塁で出場)「『最後なんだな』って、そう思いながら守っていました。絶対打球が飛んでくるだろうなと思っていたんですけど。最後3-1のプレーかなと思っていたんですけど、思ったよりもアキ(秋山)の足が動いていなかったので、ちょっと自分で(一塁を)踏みにいってしまいましたけど。最後多くのファンの皆さんとか、家族とか後輩たちの前で投げられてよかったなと思うし、またいいスタートになるんじゃないかなと思います。(試合が)終わってから『お疲れさま』って(声をかけた)。またゆっくり飯でも行きながら話したいなと思います」
◆岩崎優投手(1991年生まれの同い年)
「(ネット)裏だったんで、それはまずちょっと懐かしいなと思って。あそこで秋山の投球を昔、チャートしてたなとかそういうことを思い出しましたけど。ホームラン打たれましたけど、あそこは真っすぐじゃない、みたいなこと(本人が)言ってましたけど、でもストレートにこだわりもってずっとやってたと思うんで。持ち前の真っすぐで正解だったんじゃないかなと思います。言いもしました、それも伝えましたけど。投げ終わった後、『真っすぐじゃないよ~』みたいなこと言ってたけど、『真っすぐや』とそういう話はしました」
◆桐敷拓馬投手
「本当に…。なんだろう。期間は短かったですけど、3年っていう。けど、本当に感謝の気持ちというか、そういうのでいっぱいですね。1年目の時とか1軍にいさせてもらった時とか、開幕の時とかは練習してる時に声をかけてくださったりしてたんで、それは本当にありがたかったですね」
◆前川右京外野手
「ずっと1軍でも活躍されてた方で、担当スカウト(山本スカウト)も一緒で、すごくお世話になったので。最後見られてよかったっていうか、感謝の気持ちがいっぱいです。食事とかも、チームスカウトで行かせてもらったりして、本当お世話になって。寂しいなという気持ちはあります。優しくも厳しくも、いろいろ教えていただいた、とてもありがたい時間でした」