【中田良弘氏の眼】とにかく勝つしかない阪神 惜しみなく中継ぎ陣投入すべき

 阪神は26日、甲子園で全体練習を行った。広島が敗れてCS進出は決定したが、残り5試合で首位・巨人とは再び2ゲーム差に。27日は広島戦(マツダ)に臨む。逆転連覇へ落とせない戦い。デイリースポーツ評論家の中田良弘氏は劣勢の展開での投手起用をポイントに挙げた。

  ◇  ◇

 阪神はとにかく目先の試合に勝つしかない。その中でポイントになるのが、負けている展開での投手起用だ。理想は先行逃げ切りだが、うまくいかない時もあるだろう。負けている展開でどんな手を打ち、どう拾っていくかがカギになる。

 調子が悪いと思った先発投手に関しては、これまでの成績に関係なくスパッと見切ることも大切。ここに情は必要ない。逆に情をかけるようであれば、展開がさらに苦しくなるといったケースが過去にはあった。

 目指すのは優勝のみ。であれば、惜しみなく2番手以降の投手をつぎ込み、流れを変えることが重要。中継ぎ陣はここまで大事に使ってきてもらった。最長で4連投。138試合を戦ってきた疲労は当然あるだろうが、優勝のために最後の力を振り絞ってもらいたい。

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