阪神・岡田監督 連覇逃した要因は「打てんかったことや、前半の」「チグハグもなあ、そらもういっぱいあるよ」【一問一答】
「ヤクルト7-2阪神」(28日、神宮球場)
阪神の岡田彰布監督は球団史上初の連覇が消滅したことを受けて「打てんかったことや、前半の」と敗因を分析した。キャンプの段階からライバルを巨人と位置づけ、戦い抜いてきたが140試合目で迎えた終戦の時。ターニングポイントは「やっぱり、甲子園の2戦目やな」と指摘した。
以下、岡田監督との一問一答。
-ビーズリーは。
「びっくりしたよ。あんな倒れるから」
-大丈夫というからいったと思うが。
「そや。もうええのにとは思ったけど。もうなあ、本人がいくいうんやから」
-実際リズムを乱して。
「そらもう、ぜんぜんちゃうかったやろ。一塁のカバーもなあ。ちょっとお前、無理せんでええのに。もう」
-2点まで追い上げてわからなかったが、その後の1点が。
「そら投げるピッチャーがそらな。しょうがない。3ランで」
-二回のライナーゲッツーは戻ってほしい。
「いや、ゴロゴーやから、戻れんやろ。そんなの。そんなん戻られへんよ。いけへんのやったら、戻らなあかんけど。指示が。いけのサインやねんから、そら無理やろ。左ピッチャーやのに、そんなん。ゴロゴーのサインで、ライナー打つのがアカンわな」
-巨人が勝った。9月最後まで粘った。
「粘りというかな、やっぱり、甲子園の2戦目やな、あそこのゲームやな。今年を象徴してるような、な、そういう負け方やったんもな」
-開幕前から巨人を一番警戒していた。
「その通りやんか。なんで?分析しとったんや」
-今年一番の誤算は?
「打てんかったことや前半の。まあチグハグもなあ、そらもういっぱいあるよ、そんなのは。エラーにしてもそんなのは」
-しのいでここまで来た。客席からも岡田監督のコールがあった。
「うん。まあそらお前、勝ちに行くけど勝負事やから、そらお前、負けることも、そんなのお前、全部なあ、そんなの。そうやったら全部毎年優勝できるよ、そんなの簡単なことやったらそら。どこの球団もそうやんか、そんなの。それに向かって行ってるわけやからの、スタート切ってるわけやから。そんなの1つの球団しかうまいこと行けへんねんから、6つ球団あって」
-巨人の良かったところ。
「そんな良くっていうか…なあ。やっぱり菅野やろ、結局は。菅野で貯金あんだけつくったいうのが大きいよ。そら去年からの一番の違いは菅野の勝ち星と貯金やんか。そこに尽きるよな、結局」
-ポストシーズンがある。
「そらまあこれからやんか、おーん。そんなん、またこれからどうなるわ分からへんやん、おーん」
-9月に入って打線は上向き。
「いやいや、そらお前、9月が上向いて10月があかんようになるかも。そんなんお前、打線なんかそんなんお前、ずっと調子ええことはないわけやからな。短い周期でそんな変わるやんか」